パリに虹が! Arc en ciel à Paris

ここ数日、雨が降ったり止んだり。パリの秋は雨量が多く、なかなか秋晴れにはなりません。散歩を日課にしている者にとっては困ったことです。今日も何度傘を開いたり畳んだりしたことでしょうか。午前中、パリで最も古いニセアカシア robinier / faux acacia の木を見に出かけました。1602年、アンリ4世時代に植えられたこの木は400歳以上になります。長い間、風雨に耐え、生き延びたニセアカシアは衰えを隠せません。セメントの柱に支えられて辛うじて生きている状態です。でもセーヌ川を挟んで対岸にはノートルダム寺院が建っています。ニセアカシアは毎日ノートルダム寺院を眺めているのですね。寺院の歴史をパリの歴史を見続けているのです。2年前の大火事にはびっくりしたことでしょう。なんて考えていて、ふと窓に目をやると、空に虹がかかっているではありませんか。綺麗な虹、しかも二重です。思わず、シャッターを切りました。

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