昨日は晴天に恵まれたので、1947年ぶりの寒波にも関わらず、ヴァンセンヌの森へ散策に出かけました。いつもはバスで行くのですが、パリ・マラソンの為にバスは運休。仕方なく、約6キロ離れた森まで歩くことにしました。途中から道は交通止となっていて、反対方向から多くの人が走って来るではありませんか。そうなのです、約5万人の参加者がシャンゼリゼー大通りを東に向かい、ヴァンセンヌ城で折り返すというコースだったのです。あちらこちらで声援が飛び、音楽隊が雰囲気を盛り上げます。楽しく歩いているうちに森に着きました。

そして、見つけたのがアマドコロの群生。これまでヴァンセンヌにあるとは思いもよりませんでした。去年、フォンテーヌブローの森を散歩していた時に白い釣鐘風の花を付けた草を見かけました。どこかで見たことがある植物だなと思い、スマホの植物アプリで調べたら「アマドコロ」となっていました。その1週間前に購入した韓国茶のパッケージに載っていた植物だったのです。 アマドコロは老化防止に良いと言われていて、その根茎は煎じたり、お酒にして保存します。今はまだ蕾を付け始めたところですが、5月の初め頃にはスズランのような可愛い花を咲かせます。

 

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