クコによく似たdouce-amère
散歩中に、 旧線路「小さなベルト petite ceinture」地帯への入り口が開いていたので、入ってみました。調べてみると、9ヶ所が一般公開されていて、線路地帯を歩くことができます。昨日歩いたのは14区の430メートルに渡る場所。一見すると、イラクサばかりが目に付きます。でもそのうち、子供の頃によく遊んだヘビイチゴやヒルガオがいっぱい咲いているのが分かりました。そして見つけたのが「douce-amère」、学名は 「solanum dulcamara」で、見かけはクコによく似ています。クコの実は近年大人気で、フランスでは「ゴジgoji」と呼ばれて自然食品店で売られています。
野原で時々見かけるこのナス科の植物は分類上、殆ど「クコ」と同じで、違うのは学名だけ。残念なのは、このナス科植物はフランスでは毒があるとされ、クコと全く反対の扱いを受けていることです。熟す前の緑の実にはソラニンと呼ばれるアルカロイド物質が多量に含まれるので、食すと腹痛や吐き気をもたらすそうです。でも赤い実だったら大丈夫?クコみたいに。薄紫の小さな花は愛らしく、実は緑から黄色、そして赤へと変化していきます。この辺りもクコと同じ。本当は同じ植物なのではないかしら?でも乾燥したクコの実はちょっと長細く、こちらのナス科植物「douce-amère」は結構丸い、、、
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